コースに沿って泳ぐ
News,  OWSアドバイス

コースに沿って泳ぐ


コースに沿って泳ぐ

水中では貴方がたった一人で泳いでゆこうとは考えてないと思うのでここではどうやってコースに沿って泳いで行くかについて議論しましょう。最初は目標物となるような建物や、丘、木々を見定めてそれに沿ってコースを泳いでゆくとよいでしょう。大事なことはストロークや呼吸などによって少なくとも変わってくるけれどもゴールに向って貴方自身の目標物を見つけることです。たとえばいくつかの状況においてイエローのブイ(マーカー)に目標を定め、それを確認するためにヘッドアップスイミングをおこない、3回くらい呼吸をしながらイエローは他スイマーのスイムキャップの色ではなくてこれは実際のマーカーブイであると確認する事です。もしそれが水平線より高い目標物であったら、それは一つでも充分であり、なにも無理してそんなに頭を持ち上げなくてもいいのです。頭を持ち上げるということは時間とエネルギーを浪費します。しかし、ある程度は方向を見定めるうえで必要なことなのです。ヘッドアップをして一回に8-10呼吸をおこなう練習をしてください。そしてたとえレース中にほんの何人かのスイマーしか見えなくなってしまっても本当に信頼のおけそうなスイマーを選び、ついて行くような訓練をしてみてください。潮流のために故意にコースマーカーから離れて泳ぐことになるケースもあることも心に留めておいてください。常にレース前は潮の流れがどうなっているかを学習するように(もし必要ならばレース役員に知っている限りの情報を聞くのもよい)波も貴方の視界を遮り不都合を生じさせるものです。しかし、ちょっとした工夫によってそんなに問題にはならなくなるものです。少し高めにヘッドアップを行ってみて波の来る方向に向かって左か右かどちらのサイドに息継ぎを行えばよいかを判断するのです。スタートしてから波が向かってくる場合は、波に向かって強引に抜けて行こうとするよりもうまく波の中に潜り込むような方法をとるほうが得策です。また波と戦うことは波のない海で泳ぐことよりよっぽど疲れるので、時には状況が許せばその地点において仰向けになり少し休憩するような余裕が必要なのだということを頭に入れておいてください。貴方がオープンウオータースイミングで効果的なテクニックを使おうとするならば、どんなケースにせよトレーニング中の練習を通じて技術向上がなされることを理解してほしい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


*

Translate »