メンタルタフネスを!!

メンタルタフネスを!!


OWS基本テクニックを学ぶ前にメンタルタフネスを

 

今年はオープンウォーターに挑戦するぞ~と意気込んでいる方へ;

プールでのスイミングとの違いは何なのか?という問いに「海はコースロープや底にラインが引かれていないからまっすぐ泳ぐことが難しい」等と答え、その為のテクニックを習得していただくことが大切ですなどと伝える。確かにこれらの基本テクニックを習得する必要があることは認めるが私はむしろ“精神的な心構え”こそが重要なのだと思う。

一般的には海でのレースは20%がスイムテクニックだが残りの80%はメンタルな要素であると言われます。

Open water swimmers require a completely different type of mental toughness to pool swimmers

オープンウォータースイマーはプールスイマーに比べて全く異なったタイプのメンタルタフネス(精神的な強さ)が必要である。

海などでは常に周りの状況などが変化していることや、また予期しないことなが発生することによってパニックを引き起こしたり、恐怖感を感じることが多々ある。特にビーチからスタートして沖に向かって泳ぎ出て行く際にはビギナーだけでなく上級スイマーを含め誰もが恐怖感や不安感などを感じるものなのです。

例えば;

■長時間、泳ぎ続けることでの苦痛にどう対処するか?

■カレントや潮の干満・アゲインストの波への対応などオーシャンスイム特有の刻々と変化する自然条件への疑問や不安・恐怖などへの対応。

■水温が極端に低い場合などにおける柔軟的な対処

■極端な不安にどう打ち勝つか?

■他のスイマーとの接触や脅しなどに対して?

■ロングディスタンスを泳ぎ続ける時に遭遇する幻覚症状(体験)など

■耐久レースに対するネガテイブな考えや嫌気など++++

いろいろな要素がからんで状況が変化してゆく中、自己の責任で決断し、対応してゆくにはまさに“精神的なタフさ”が重要になってくる。これは普段の生活にも関連することでちょっとした疑問にすぐ否定的な考えに陥ってしまう人は;レース中、スタートしてすぐに他のスイマーと接触してゴーグルが外れてしまったり、曇ったりすると「もうどうしよう?何でこうなるの?やだ~泳げない」などと思ってしまう。また最初は海の底が見えていたのに沖に向かうに従って水深が深くなってくると不安感や恐怖感が先に立ってしまって通常の泳ぎができなくなってしまう人****あるいは第一ブイを回って「こんなに泳いでいるのにまだ第一ブイに到達して残りはまだまだ遠いな~・やだな~」と考えてしまう人*****これらの否定的思考型は決していい結果は生みません。オープンウォータースイミングに挑戦する人は常に肯定的な思考に切り替えていただきたい。予測できない事態に遭遇しても「あわてず・騒がず・パニックを起こさずに立ち止まってゆっくりと自分のペースで対処しましょう」「他のスイマーと接触しても相手を責めるのではなくOWSではよくあることだから気にするな~と自分に言い聞かせよう」「第一ブイに到達したら、もうついたの?さあ次のブイはどこだ?今日は調子いいね~」と思うようにしてください。

確かにプールでのスイミングと異なり、途中で引き返したり、休んだりは出来ないし、自然条件も刻々と変化してゆく為にその場に応じて泳ぎを変えたり、スピードを変化させたりして柔軟的に対応してゆかねばならないのです。それがオープンウォータースイミングの醍醐味であり、ゴールした時の達成感は格別です。ぜひ普段のトレーニングからそれらを想定してPositive Thinkingを心がけましょう。

Swimsychrology.com“Mind Training for open water swimming”から一部引用

3月25日に名古屋口論議運動公園プールにて室内OWSスイムミートが行われます。時間を都合してぜひロングディスタンスに挑戦してみてください。この大会は誰でもご参加いただけます。特に2012年デビュー戦を考えている方は。20日までメールにて受付いたします。info@openwater.gr.jp まで