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予兆の法則


予兆の法則:

OWSのリスクマネジメント:06

大きな事故はえてして誰もが注意していなかった些細なことが原因になっていることがすくなくない。失敗には必ず予兆がある。つまり予想外でも想定外でもなく失敗の予兆に気づかず見逃していただけなのである。

失敗の予兆というのは拍子ぬけするほど小さい。しかし失敗が予兆なしに突然、偶発的に発生することなどありえない。

実際、事故が発生してみると「ありえない」「想定外だ」「予定外だ」と当事者は言いますがつぶさに調べてみると「この時に気づいていれば防げたものを+++」と後になって悔やむことの方が多いのである。

「最初の予兆=小さなトラブルや軽い事故」が発生した段階で、これは大事故, 大惨事につながるかもしれない+++という危機感さえあればその後の事故は防げる可能性が大なのである。予想外の事故を想定して常に何か予兆があったらそれを危機へのメッセージとして受け止める感受性を磨かなければならない。

その意味でもレース当日のウォームアップは大事なのである。自分の目で体でそして肌で感じたものをまあ~いいかなどと放置せずに何か普段と違うなという危機意識を持って注意しそれを実際のレースに生かしたり、例えば今日のレースは「取り止めよう」という決断をすることが大事なのです。自分の体の変調や体調の変化は自分でしかわからないのである。「自分の体は自分で守ろう=自己責任原則」にそった行動を。

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